【芸人風に紹介してみた その18】『悪の教典』トラウマレベルの心理描写!?

みんな、怖い話好き? いや、マジで怖い話やねん!貴志祐介の「悪の教典」って小説、読んだことあるか?

もうね、結末が想像をはるかに超えてて、マジでビビるから!普通の人間やと思いきや、実は…ってやつ!人間の闇の部分が、えげつなく描かれてるから、覚悟しといてや。

この小説さ、映画にもなったんやけど、小説の方がずっとヤバいねん。映画じゃ分からん心の闇とか、細かい描写とか、全部書いてある。読むと、しばらく放心状態になるで。

常識を覆す展開構成

一見、ええ人そうな高校教師、蓮實聖司。生徒にも人気やし、同僚とも仲良し、理想の先生って感じで、みんな好きなんやけど。

いやいや、実はとんでもない奴なんや。最初は普通の日常描写から始まるねん。生徒との会話とか、同僚との雑談とか…めっちゃ普通。でも、徐々に明らかになるのは、その裏の恐ろしい計画。

もうね、常識ぶっ壊れる展開の連続。例えば、聖司は、生徒の家庭にまで入り込んで、親しいふりをしながら情報収集するねん。一見親切な行動の裏に隠された真意とか、細かいところに仕掛けが隠されてて、マジでゾッとする。

完璧な犯罪計画みたいなんを、淡々と進めていく聖司の姿は、ホンマに怖い。その計画の緻密さ、スケール、そして冷酷さ…読んだら、鳥肌立つで。

息を呑むサスペンス

前半は、ええ感じの日常描写で、読者は聖司に共感するかもしれん。でも、後半はマジでヤバイ。予想だにしない展開が、ドカドカ来る。ジェットコースターみたいで、心臓バクバク。聖司の計画、想像をはるかに超えてる。

「まさか…そんなことするんか!?」って、何回もなるで。聖司は、ある事件をきっかけに、ある生徒に目をつけ…そこから、彼の計画は一気に加速していく!状況はどんどん複雑になっていくし、聖司の行動の真意も分からんくなってくる。

最後は…もう、言葉が出ない結末が待っとるし、ホンマに衝撃的やから、覚悟しといてや。単なるサスペンス小説とはレベルが違うから、最後まで読まないと、何が何だか分からんくなる。

人間の深淵を覗き込む心理描写

これのすごいところは、聖司の心理描写が、ホンマにすごいとこなんやね。表面上は完璧な教師やけど、心の中は真っ黒!人間の闇の部分が、えげつなく描かれてるねん。聖司の行動一つ一つに心理がめっちゃ反映されてて細かい行動にも意味がある。

例えば、彼は普段から生徒を観察して、その弱点を巧みに利用するねん。読者は、聖司の思考回路に入り込んで、彼の狂気の世界を体感することになる、恐怖だけやない。

彼の過去とか歪んだ価値観とかを知ると複雑な気持ちになるで。これはね、単なる悪役の話やないねん。彼の行動の背景にあるもの、彼の心の闇を理解することで、読者は、人間の心の複雑さ、そして脆さを改めて知ることになる。ホンマに、人間の深淵を覗き込むような感覚になるわ。

読み終えた後も考えてまう

そんな小説やねん。衝撃的な結末で謎も多いから、何度も読み返したくなる。聖司の動機とか、計画の全貌とか…。

聖司の過去、異常な行動の理由…読み終えた後もずっと心に引っかかってくるねん。単純なサスペンスだけやないんよ。善悪とか、正義とか、そんなことを考えさせられる。

聖司の行動を見て、自分の心の闇も感じてしまうかもしれん。深い小説や。人生観とか価値観とかそういうものを揺さぶられたわ。

さいごに


著書:貴志祐介

一度読んだら絶対忘れられへん。ストーリーだけやない、衝撃とか、余韻とか、全部が完璧に調和しとるねん。

他のサスペンス小説とは全然ちゃう貴志祐介の筆力がすごいわ。独特の世界観に引き込まれるし。

エンターテイメントを超えた作品といっても過言やないね。読後感は長く続くわー、この作品。ぜひ読んでみてや!

倫理観を揺さぶる、問題作

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kijibato

電機通信系企業サラリーマンの雑記ブログです。趣味のバイク・スノーボード・ダーツや、興味のある分野や役に立ちそうな情報を発信します。失敗例も交えながら記事を投稿したいと思います。