この記事の内容
・スタッドレスタイヤとは
・スタッドレスタイヤの必要性
・スタッドレスタイヤの選び方
・スタッドレスタイヤのブランド(国産モデル)
・スタッドレスタイヤのブランド(海外モデル)
・スタッドレスタイヤ交換の便利グッズ
・最後に
記事を書いた人
2024年スノーボードシーズン到来!
ワイワイみんなで or ヒトリストで絶賛雪山を堪能中
5年使ったヨコハマのスタッドレスから新品スタッドレスに変え、ついでに記事をアップ
最後に超オススメのタイヤをご紹介(youtubeは目からウロコ)
この記事は、スタッドレスタイヤについて必要な知識からオススメブランドをご紹介します。各ブランドのポイントに焦点を当ててみました。
とはいえ筆者の独断と偏見も入っているので、あくまでもご参考としてご覧くださいね。
それではさっそくまいりましょう!
もくじ
スタッドレスタイヤとは
スタッドレスタイヤとは、氷上や雪上の路面をしっかり捉えるタイヤ。
ノーマルタイヤと比較するとゴムが柔らかく、深い溝が多数刻まれた独特な接地面をしているので、滑りのもとになる水膜を押しのけて氷や雪などをしっかり捉えることで、止まる・曲がることができます。各メーカーはゴムの品質や接地面に工夫を凝らして性能が向上し、雪が多い地域で暮らす人はスタッドレスタイヤの装着が普通です。
スタッドレスタイヤの必要性
スタッドレスタイヤの必要性として
・ノーマルタイヤは雪道で安全な走行ができなくなる
・冬タイヤ規制時に通行ができなくなる
・突然の降雪時に外出した場合はスリップ事故の危険性が高まる
スタッドレスタイヤを装着した場合に得られる最大のメリットは、スリップ事故の危険を極力抑えることができることです。ノーマルタイヤは発進と停止すらまともにできなくなります。スタッドレスタイヤは、急発進・急停止・超過スピードのハンドル操作を除いて、適度に進む・止まる・曲がるがしっかりできます。
特に関東は年に数回、雪が降る可能性があり、ノーマルタイヤではとても走行することができません。ニュースでよく見かける関東のニュースで見るアレです。自分が事故を起こすだけではなく、交通マヒを起こす原因になる可能性もあると認識しましょう。
スタッドレスタイヤの選び方
スタッドレスタイヤ選択のポイント
・雪上性能
・耐摩耗性能と寿命
・単品購入orホイールセット品
雪上性能
年々進化しており、各社グリップ力向上に工夫を凝らしています。
常にゴム素材は進化していて、微細な気泡や吸水素材を含ませてスリップの原因となる水膜を取り除きます。温度低下でゴム硬化や劣化を防ぐなど、路面との密着性能を高めています。また、溝形状や接地面に独自性を持たせて路面をしっかりとらえる独自の努力も盛り込んでいます。
高性能モデルほど高価になるので、利用頻度や予算を考えて選ぶ必要があります。
耐摩耗性能と寿命
スタッドレスタイヤはゴムが柔らかいので摩耗が速く、厚さが50%磨耗するとプラットホームと呼ばれるサインが表示され、性能保証が無くなり、スタッドレスタイヤとしての機能が著しく損なわれます。
運転者の技術や利用頻度によりますが、ノーマルタイヤと比べて走行可能な距離は短くなる為、シーズン毎の交換は必要です。かつ、ゴムが劣化し硬化するとスタッドレスタイヤの寿命となり、溝があり、冷暗で風通しの良い場所に保管していても、目安として4年で交換が必要となるでしょう。
その為、少しでも耐摩耗性が高く、経年劣化に強いモデルを選ぶこともポイントと言えます。
単品購入orホイールセット品
自分自身で交換や保管も簡単なスタッドレスタイヤ+ホイールのセット購入がおすすめです。
スタッドレスタイヤを単品で購入した場合、ホイールへの脱着が必要、かつ、専用設備が必要です。自動車工場やガソリンスタンド等の持ち込み依頼は可能ですが、都度1万円程度の工賃が発生します。かつ、作業時間も数日必要になる可能性もあり、予約・日程・持ち込み・廃タイヤ処分費用等、かなりの出費と手間が発生します。
その為、自動車関連の仕事に縁のない方はスタッドレスタイヤを単体購入するより、スタッドレスタイヤとホイールがセットになっているセット品を選択して購入した方がメリットは大きいと言えるでしょう。
スタッドレスタイヤの主要ブランド(国産モデル)
ブリヂストン
<ブリヂストン ブリザックVRX スタッドレスタイヤ>
・ブリヂストン ブリザックVRXは、微細な気泡によって積極的な水膜除去を行なってくれる「アクティブ発泡ゴム」を採用しているのが特徴
・より細かなブロック構造に加え、トレッドの交差ポイントを増やす「マルチグルーブ」によって路面をより的確に捉えることが可能
・直進安定性と応答性に優れる「非対称サイド形状」を採用することで車のふらつきを抑制して快適な乗り心地を実現
・ころがり抵抗も抑えられているのでドライやウェットコンディションでも静かで燃費にも優しい走りを実現
<ブリヂストン ブリザックVRX2 スタッドレスタイヤ>
ブリヂストンのメジャーモデルに位置づけられるブリヂストン ブリザックVRX2は、アクティブ発泡ゴムに粒径の小さなシリカと摩擦力向上剤を配合することでさらにグリップ力を高めた「アクティブ発泡ゴム2」を採用しているのが特徴です。サイプ間隔の適正化に加え、ブロックの剛性を向上。さらに横溝を増やすことで雪を的確に掴み、氷をひっかく機能も強化しているため力強いグリップ力を発揮し、摩耗の原因となるタイヤと路面の滑りを低減することでロングライフ性能を併せ持っているのも大きな特徴といえます。
後継モデルとなる「ブリヂストン ブリザックVRX3」の登場によって、1世代前のモデルとなりましたが、かつて最高峰モデルとして発売されていたモデルだけあって性能は折り紙付き。雪国でも安心して利用することが可能です。
製品参考にどうぞ♪
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ダンロップ
<ダンロップ ウインターマックス 03 スタッドレスタイヤ>
・ダンロップのスタッドレスタイヤラインナップでフラッグシップモデルとして位置付けられるのがこの「ダンロップ ウインターマックス 03 スタッドレスタイヤ」
・本スタッドレスタイヤは、滑りの元となる水膜をより素早く除去するため、凹凸構造を持たせた「ナノ凹凸ゴム」技術を新たに採用
・水膜を押し出し、密着面を最大化することで的確に路面を捉える
また、使用に伴ってタイヤの表面が摩耗しても、新たな凹凸が再出現するようになコンパウンド構造も採用されているため、使い込んでも高い雪上・氷上グリップが持続するのも大きな特徴です。
製品参考にどうぞ♪
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ヨコハマタイヤ
<ヨコハマタイヤ アイスガード5 プラス スタッドレスタイヤ>
・「アイスガード5 PLUS」は、ヨコハマタイヤの低燃費タイヤと同等のころがり抵抗を実現するなど、低燃費性能に優れたスタッドレスタイヤ
・同社が培ってきた水膜を効率的に吸い込み除去する「新マイクロバルーン」や「ブラックポリマーⅡ」技術をはじめ、より強力な吸水を行なう「スーパー吸水ゴム」の採用することで路面を的確に捉え、安定した操作性を実現
・氷上の走行性能を高めるインサイド、雪上の走行性能を高めるアウトサイドといった具合に左右非対称パターンを採用することで、あらゆる冬の路面に対応
製品参考にどうぞ♪
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トーヨータイヤ
<ヨコハマタイヤ アイスガード SUV G075 スタッドレスタイヤ>
・アイスガード SUV G075は、SUV専用に開発されたスタッドレスタイヤ
・「新マイクロ吸水バルーン」や「エボ吸水ホワイトゲル」といった技術を盛り込んだ「スーパー吸水ゴム」の採用によって優れた吸水効果、密着効果、エッジ効果を発揮し、氷上・雪上でのコントロール性能を発揮
都市型SUVでの利用も考慮し、騒音エネルギーを抑えるようパターンノイズを改善。静粛性にも優れているのが特徴
製品参考にどうぞ♪
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スタッドレスタイヤの主要ブランド(海外モデル)
ミシュラン
<ミシュラン X-ICE SNOW スタッドレスタイヤ>
・「ミシュラン X-ICE SNOW」は、ミシュランの最新モデルとしてラインナップされるスタッドレスタイヤ
・カバーされるサイズが非常に豊富で、乗用車からスポーツ、ミニバン、SUVなど幅広いカテゴリの自動車に対応
・剛性の高いポリマーベースの材質をベースコンパウンドに配合することによって微小な凹凸を生成する新コンパウンド「EverWinterGrip」を採用することで高いエッジ効果と接地性能を実現
さらに摩耗しても凹凸が生成され続ける仕組みを持っているため、安定した操作性能が長続きするのも大きな魅力です。効率的に雪や水を排出するV型トレッドパターンの採用しているため、雪上や氷上だけでなく、ウェットコンディションでも安定したグリップを実現しています。
製品参考にどうぞ♪
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ピレリ
<ピレリ アイス アシンメトリコ プラス スタッドレスタイヤ>
・前身となるピレリ定番のスタッドレスタイヤ「ピレリ アイス アシンメトリコ」のコンパウンドを改善した最新モデルがこの「ピレリ アイス アシンメトリコ プラス スタッドレスタイヤ」
・ウェットな路面で摩擦力を生むシリカやレジン、スムースポリマーなどの配合やトレッドを改善することで雪上はもちろん氷上でのコントロール性能を向上
接地面積を広く確保するソフトなコアブロックに加え、ブロックごとの相互作用を引き出す「3Dバタフライサイプ」によって、エッジ部の接地圧を向上。あらゆるコーナーリングで安定した操作性を実現しています。
製品参考にどうぞ♪
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ナンカン(超オススメ★★★★★)
<ナンカン WS-1 スタッドレスタイヤ>
・国産や有名海外メーカーのタイヤしかしらない人は初めて聞くタイヤ
・このWS-1はナンカン史上最高のスタッドレスタイヤ(2024年現在 AW-1が後継です)
まずは以下のyoutubeを視聴したうえでスタッドレスタイヤを選択すべきです。度肝を抜かれます。
価格も国産・有名海外メーカーと比較しても段違いで、性能もまったく申し分ないという。スタッドレスタイヤをはじめ、ナンカンのタイヤの製造は台湾・北海道のテストコースで検証をしており、北海道をはじめ日本の道路事情にもマッチしたスタッドレスタイヤです。
トレッドパターンを一新し圧雪・アイスバーン路面での制動力とトラクション性能を向上・静粛性も向上しています。
とにかく下記比較動画を見て購入は選ぶべき、と筆者は断言します。
製品参考にどうぞ♪
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スタッドレスタイヤの交換便利グッズ
油圧ジャッキ
軽自動車やミニバンなどのタイヤ交換やメンテナンス時に活躍します。
本体の上部にはハンドルがついているものはスムーズに持ち運びができて便利です。愛車の足回りを整備したい人におすすめです。
製品参考にどうぞ♪
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ジャッキスタンド
ジャッキによる事故を防ぐため、本格的な作業時にはジャッキを外してスタンドを使うのが整備の鉄則です。ジャッキスタンドは車体を支えるツールで、1組3000円前後と格安で購入可能です。
ケチらずに事故・怪我防止の為に持っておきましょう
製品参考にどうぞ♪
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トルクレンチ
ボルトを適正な力(トルク)で締めつけるための工具です。
ホイールをボルトなどで固定する際は、メーカーや車種ごとで定められた規定のトルクで締めつける必要あります。自動車等は部品の破損が命に関わる為、メンテナンス時のボルト締めつけはトルクレンチの使用が必須です。
ご自身でタイヤ交換をするのであれば、安全を最優先に用途にあったトルクレンチ選択を持っておきましょう
製品参考にどうぞ♪
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タイヤラック
タイヤの劣化を防いで長持ちさせる「タイヤラック」。
サマータイヤとスタッドレスタイヤを季節によって使い分けている場合、あると便利なアイテムです。キャスター付きや2段置きタイプなど、さまざまなモデルが存在します。
なかでもタワー型の横置きタイプは、タイヤが接触しないセパレート構造により、下のタイヤにかかる負荷を軽減し、劣化を最低限に抑えます。積み重ねて上になるほど持ち上げる力が必要なので使用する際の作業を考慮して選択しましょう。
縦置き、横置き等、作業にも留意して選択しましょう。
製品参考にどうぞ♪
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最後に
いかがでしたか?
【売り切れ御免!】スタッドレスタイヤ 国内・海外オススメ 7選 は参考になりましたか?
重要なのは、事故無く安全に走行が出来ること。また、スタッドレスタイヤの劣化や寿命を軽視して何シーズンも使い続けないように注意する必要があります。スリップ事故を起こしてからでは遅いのです。
今回、最後にご紹介したナンカンのスタッドレスタイヤは、国産と比較しても性能に遜色無く、かつ、コスパ最強なので、劣化による交換が必要になっても費用とリスクを天秤にかけることなく、新品購入を躊躇する必要が無いと言えます。
みなさんの安全なドライブの一助になれば幸いです。それでは最後まで読んで頂き、ありがとうございました!
製品参考にどうぞ♪
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